急性腰痛(ぎっくり腰) 50代男性 

お盆休み最終日の朝、

玄関先で下に置いたかばんの中に荷物を入れようとかがんだ際に、

俗に言う「魔女の一撃」、腰にびしっと電気が走るような痛みが発生。

その時は一瞬息がとまるぐらい痛かったが、何とか立ち上がり、

ゆっくりと動くことは可能であった。

しかし、夕方になると腰の痛みがどんどん増強し、夜には全く動かれないほど悪化。

その後、3日間は寝返りするにも激痛を伴い、

トイレには這いつくばってたどり着き30分以上かけて何とか用をたし、

ただひたすら痛みの出にくい態勢を探しながら、ほぼ寝たきりの生活となった。

4日目からは痛みの峠を越したのか徐々に回復し、恐る恐る歩くことは出来るようになった。

ただし気を抜くとまだ激痛が発生することもあったので、予断を許さない状況であった。

椅子に座るとまだ痛みだす感じがあったので無理せず寝て過ごした。

5日目、午前中は調子が悪く、まだ腰回りにかなり緊張した感じがあった。

午後からは外に出て自宅周辺を10分ほど歩けるぐらい回復した。

食事の際に椅子に座っていられるようになった。

6日目から仕事に復帰し、何とか通常の業務ができるぐらいには回復した。

負傷から10日経過した現在の様子は、

・起床時のこわばりと痛みあり。

・歩行スピードは70パーセント回復した。

・長時間の座位姿勢が続くと腰回りが固まる。

・立ったまま靴下をはけるようになった。

今のところは無理できないので歩行運動を40分ほどするのみにした。

痛みの発生から現在まで、

一時はどうなる事かと不安になり救急車を呼ぼうかとも考えたが、2~3日で回復すると信じて、痛み止めやブロック注射などをせずに何とか回復のめどが立つところまで来られた。

痛みに耐えながら過ごした間に、普段は考えないようなことも頭に浮かべたりしながら、どうしてそうなったのか反省したりもした。

今後は再発予防を考えて、体づくりに取り組んでいきたい。

 

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