左側背部から胸部に痛みを訴える。
身体を伸ばして歩こうとするも痛みで動けず、
横向きに寝て浅い呼吸で何とか過ごせるも、
寝返りするだけで背部に激痛が走るため、
家族のから依頼で往診で治療をおこなった。
[原因]
家を片付けようと重い荷物を動かした際に、突然背部に痛みが起こる。
[診察にて]
胸椎の6番、7番周囲に強い圧痛と左ろっ骨に広がる痛みあり。
脊柱起立筋全体が過緊張状態で、呼吸時の痛みもあった。
[治療]
横向きの姿勢でベッドに寝てもらい、
徒手療法で、胸部脊柱起立筋を軽く刺激する。
呼吸に合わせて患部に圧を加えながら、痛みが和らぐポイントを見つけながら治療を施す。
[施術後の経過]
初診時から三日目までは痛みがきつく、ほぼ安静にするしかなかったが、
以後はベッドサイドで体を起こせるようになり、一週間後には痛みも和らぎ、車で送迎しながら通院可能となった。
二週間後には買い物やネイルサロンにもいけるぐらい回復した。
[まとめ]
背部や胸部の痛み、肋骨の痛みは呼吸をするだけでも激痛が発生して、
患者さんにとっては大変な状況になり、
いつもとは違う、「怖い痛み」としてとらえられます。
痛みが続くとますます心配になり、あわてて整形外科を受診されるケースもあります。
整骨院では背部や胸部、肋骨部に対しての治療経験が豊富にあり、
徒手治療やテーピング療法で治療が可能です。
痛みや不調の際は一度ご相談ください。