急性腰痛(ぎっくり腰):40代男性 建築作業員

◆初診時の様子

早朝からいつも通り現場に向かい作業に取り掛かろうと準備中、腰に激痛が走りその場で倒れこむ。
そのまま現場監督に抱えられて何とか整骨院まで来院。
一人では立って歩くことができず、待合室の椅子に座ることも難しく、とりあえず治療ベッドに寝てもらった。
過去にも同様の症状を経験したそうだが、今回は腰に負荷をかけた覚えもなく、思い当たる原因が分からないとのことであった。

◆院長の所見

椎間関節の連続性が断たれ、腰椎に強烈な筋緊張を起こし、損傷部を保持するために強縮していると思われた。
そのため、横向きに寝た体勢から少しでも動くと激痛が起こり、安静にする以外に施しようのない状態であった。
日頃から肉体労働による不良動作で筋疲労を蓄積し、関節の歪みを起こしていたと推測されたので、激痛が落ち着くまで6~8時間は要すると判断した。

◆治療

まずは安静になれる態勢になることからスタート。
右を向いて横向きに「エビ姿勢」になると少し筋緊張がゆるみ、呼吸を浅くしながら動かなければ激痛は治まった。

ただし、少しでも動くと患部に強縮と激痛が発生。
アイシングを30分×2回行う。
同じ姿勢で過ごすにも2時間が限界で、寝返りを誘導しながら左向きに寝てもらう。
このとき、隣のベッドを横づけして転がるように寝返りできるように幅を確保する。
あとは何もせず、そのまま寝て過ごしてもらった。

7時間経過した頃に痛みが落ち着き、ベッドから降りられるよう誘導し、座位から立位へと変えながら、歩行可能となったところで治療を終了。

◆終わりに

現場作業復帰まで経過を見ながら治療を継続したかったが、諸事情により一回の来院で終了となりました。

急性腰痛、いわゆる「ぎっくり腰」はいきなりグキッという衝撃が起こり、激痛に襲われます。
原因は様々ですが、肉体労働や運動不足、睡眠不足などで慢性的な筋疲労を抱えたまま日常生活を送るなか、限界を超えたところで起こったのではないかと思われます。

また原因の一つとして骨格の歪みや柔軟性の消失もあるでしょう。
過度のストレスにより無意識に脳がブレーキをかけ、体を守るサインを出したとも考えられます。

何よりも体が資本です。
つらい状況を乗り越え、また安心して体を動かせるように願っております。

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