主訴
- 左の首から背中にかけて痛みがあり、首を回せない。
- 背中から左脇腹にかけて、起き上がる際に手で体を支えると痛みが起こる。
- 呼吸の際に息苦しさがある。
原因
- 特に痛めた記憶もなく、朝起きると動けなくなっていた。
- 連日、休みなく公演が続いて疲労は蓄積していた。
- 舞台上での衣裳が重たく動きも多いとのこと。
診察にて
- 頚椎の可動域が制限され、左肩甲挙筋が過緊張状態となり、血流不全を起こしていた。
- 左肩甲骨から肋骨にかけて、前鋸筋にまで過緊張状態が拡がっていた。
- 僧帽筋、脊柱起立筋も過緊張が見られた。
治療
まずは脊柱起立筋の過緊張を緩和するため、患者をうつ伏せにして頚部から胸椎部に手技治療を施す。
次に横向きに寝てもらい、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋を治療。前鋸筋にも手技治療を施す。
最後に座位にて肩甲骨内側から頚部に手技治療を施す。
頚部の左回旋痛、前後屈痛は消失して可動域も回復した。
背部痛も回復して呼吸も楽になった。
感想
数年前から大阪で公演があると施術を頼まれることがあるベテラン俳優であり、ある程度体のことは理解したうえでの治療であった。
舞台俳優という仕事柄、常に姿勢を正し、観客の前に立つと役になりきって演じるため、いくら万全に準備をしていても公演が休みなく続きスケジュールがハードになって疲労が蓄積し、知らず知らず限界に近付いたのだと思われた。
症状は典型的な筋痛症候群であり、痛み出現に関連する筋肉さえとらえれば、比較的容易に症状改善に導くことができた。
今回は公演の最中で治療時間も限られた中、1回の施術で9割程度は痛みが消失した。これは施術の成功というよりも、患者が体力があり治療に対する反応が一般の人より優れていたことが大いに影響したのではないかと感じられた。
スポーツや芸能、音楽など体一つで仕事をされている方は、常にベストな状態でさらに良いものを作ろうと、どうしても体力の限界ぎりぎりのところで生活が続くようである。
当院では、一般の方もアスリートも、手技治療を受けることで早期回復し、常にベストな状態でいられるよう取り組んでいきたいと思う。
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大阪市城東区蒲生四丁目駅から徒歩30秒の「こう整骨院」
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