助手席で停車中に左側方から車に当てられた際に負傷する。
車が横転するほどの事故で怖さの方が強かったのか、すぐには痛みを感じなかったが、翌日から首から右肩にかけての痛みがあり当院受診。
○初診時
右肩の可動域に制限があり、動作しづらい。頸椎にも同様の症状があり、応急処置後に近隣にある整形外科に対診する。
診断名 頸椎捻挫 右肩関節捻挫
しばらく安静加療が必要との診断書をもらい、引き続き整骨院での通院加療となる。
相手側の自賠責保険による治療となったため、自己負担はなくとりあえず症状が安定するまでは継続して通院することになった。その間、整形外科にも定期的に受診。
○治療
患部の可動域制限を改善するため、徒手療法、電気治療、ストレッチ、アイシングなどを施した。時間経過とともに症状に変化があるので、その都度治療内容や強度を変えながら対応。
負傷から三カ月ほど経過するころには可動域制限は改善し、日常生活に支障が無くなった。ただ筋肉の硬さや疲れやすさなど、事故前とは感覚がまだ違うことから、あとすこし期間を延ばして治療し、トータルで四か月間の通院加療となった。
治療終了時には、メンタル的にも体力的にも回復され無事に示談となった。
○終わりに
交通事故治療はいろんなケースがあり、患者さんが無事回復されるまで、治療は勿論、保険会社や場合によれば弁護士との対応までサポートが必要である。交渉事が苦手な方が初めて事故対応を経験されると不利益を被ることもあるので、そうならないように対応していきたい。