足の痛み(踵骨骨端炎):50代女性 教員

◆主訴

足底の痛みを訴え来院される。
右足底からかかとにかけての痛みを訴える。
仕事柄、ヒールを履いて歩くことが多く、また長時間座るか立ちっぱなしの仕事で足に負担がかかるとのこと。
靴を変えたり、市販のサポーターを付けてみたが改善せず、日増しに悪化したため来院。

仕事:デスクワーク、立ち仕事
スポーツ:テニス

◆診察

踵骨底部から内側に強い圧痛があり、かかと荷重をかけられず歩行困難であった。
患部周囲に浮腫があり、下肢全体に過緊張がみられた。
腰痛も日常的に発していた。

◆治療

患部周囲の炎症により圧痛が強いため、荷重に関連する部位(脊柱起立筋、臀部から下肢まで)から治療を開始する。
患部はテーピングを施しアライメントを調整した。

◆予後

経過緩慢により整形外科に対診するも、手術するしかないと言われる。
炎症さえ治まれば痛みは軽減すると説明し、根気よく治療を続けた。
約三カ月ほど経過して、ようやく患部の圧痛と歩行痛が軽減し始める。
半年後には歩行痛が消失し、ヒールも履けるようになった。

◆最後に

足のトラブルには足底筋膜炎、踵骨骨端炎、モートン病、扁平足、外反母趾、巻き爪など、いろんなケースがあり自己判断が難しいと思われます。
まずは正しく診断を受けて、治療計画を立てることが大切です。
当院では痛みの原因を、体全体のバランスを診ながら探し出し、患部が正常に機能するようにして自然治癒力を高めます。
また、テーピングや包帯なども有効的に使い、患部を矯正したり動きをサポートします。
正しい体の使い方が自然に出来るようになれば、足にバランス良く荷重がかけられるようになり、やがて痛みが消失します。
足の痛みでお悩みの方は是非ご相談ください。

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大阪市城東区蒲生四丁目駅から徒歩30秒の「こう整骨院」
体の不調、肩こり、腰痛等、どうしても治らない痛みの改善。
京橋駅から1駅ですので、会社帰りのサラリーマン、OLの
方に人気の整骨院です。

◆Webサイト:http://kou-seikotsuin.com/
◆電話でのお問い合わせ:0120-089-112
◆営業時間:平日10:00~13:00・16:00~20:30
 ※水曜は午前のみ、土曜の午後は14:00~18:00
◆定休日:水曜午後・日曜・祝日
◆住所:〒536-0004 大阪府大阪市城東区今福西3-1-7
 →アクセスはこちら
◆駐車場:無料駐車場が2台分ございます
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足の痛み(足底筋膜炎):20代女性 会社員

◆主訴

かかとの痛みを訴え来院される。
学生時代は陸上をしていたが、仕事が忙しくなり最近全く走らなかったが、駅伝大会に参加するため、2年ぶりに走ることになった。
練習開始2週間ぐらいで、右足のかかとに痛みが起こり歩くことも困難になった。

仕事:デスクワーク
スポーツ:陸上

◆診察にて

・かかとの両側とくるぶしの下に圧痛あり。
・歩行の際、地面からあしを離すタイミングで痛みが起こる。
・立位で荷重がかかると痛みあり。
・起床時はさらに痛みが強い。
・脛骨(すねの骨)内側下1/3部にも圧痛あり。

◆治療

1.右足の足底から下腿部後面の筋肉を和らげる。
2.下腿部前面、外側面の筋肉を和らげる。
3.腰椎、股関節周囲の筋肉を和らげる。
4.足底アーチを調整。
5.患部をテーピングでサポート。

◆予後

治療開始から5日で歩行痛は軽減する。
患部の圧痛が消えるまでジョギング程度は許可した。
徐々に負荷をかけていき、スピードトレーニングの開始は3週間後から開始した。

◆終わりに

全国的にマラソンや駅伝、トライアスロンやトレイルランなどが盛んに行われています。

今回のように、陸上競技を専門的に経験していても、しばらく運動をせずにデスクワークばかりになってしまうと、思わぬケガをしてしまうこともあります。

一から始める方も、練習を重ねてタイムを意識するようになると、体に過度に負荷をかけて足や膝を痛めるケースが多いようです。
それも経験だと思いますが、適切なトレーニングと体メンテナンス考えながら、末長く走りを楽しめたらと思います。

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腕の痛み(ゴルフ肘):50代男性 会社員

◆主訴

右腕の痛みを訴え来院される。

仕事:デスクワーク中心
スポーツ:ゴルフ

◆症状

・片手で物を持つ度に、手首から肘の外側に痛みがある。
・胸ポケットの中に手を入れる動作で痛む。
・シャンプーのポンプを指で押すときに痛む。
・ゴルフスイングで痛む。
・起床後すぐは特に調子が悪く、右手でカバンを持てない。

などの症状が半年前からあり、しばらく様子を見ていたが次第に悪化しはじめた

◆診察にて

手関節と肘関節の動きにこわばりがあり、可動域が制限されていた。(伸展障害)
示指と手関節の抵抗テストにて痛みが誘発された。
上腕骨外側から前腕伸筋群に過緊張あり。

◆治療

1.マイオセラピーで、上腕から前腕にかけて筋肉の緊張を和らげる。
2.手関節と肘関節の動きを調整して可動域を広げる。
3.テーピングで筋肉と関節をサポートする。
4.脊椎と肩甲骨のアライメントを調整する。

◆経過

治療は週に2~3回、1ヶ月間継続した。
治療開始から3週間で筋緊張が消失した。
起床後すぐのこわばりが少し残っている。
右手でカバンを持てるようになる。

◆終わりに

今回の症例は、ゴルフで痛めた肘関節の炎症(ゴルフ肘)から、連結している手関節や前腕部の筋肉群に過緊張が起こり発生した痛みと考えました。

肘や手首、前腕の痛みを訴える方は、パソコンの仕事や手作業が多い方、子育て中の方、スポーツで痛める方などに多いようです。
皆さん特別な原因を自覚出来ず、症状が悪化してから来院されることがほとんどです。

一般的に、整形外科を受診された方は、テニス肘やゴルフ肘、腱鞘炎、上腕骨外側上果炎などの診断を受けます。

当院では筋肉や関節にアプローチして、炎症が起きる原因を治療して早期回復を図ります。
また、日常生活での正しい姿勢や身体の使い方を指導することで、再発を防止します。

炎症が関節軟骨に起こると変形が始まり、関節が拘縮し、外科手術が適応されるケースもあるので、無理せず早期治療することが大切です。

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胸郭の外傷(肋骨骨折):10代女性 学生(朝鮮舞踊クラブ)

大阪で開催される舞踊全国大会に参加するため、関東から来られた高校三年生の症例。

◆主訴

約4週間前、踊りの最中に人同士で接触した際転倒。右の胸部を強打した際に負傷。
整形外科を受診して、右肋骨骨折と診断される。
しばらく安静に過ごし、順調に回復していたが、負傷後2週間して再び踊り始めたところ、激しい痛みが起こる。
再度病院での診察で、初診時にレントゲンに写らなかった骨折も見つかり、それが痛みの原因と言われる。

大会まで残り2週間しか無く休めないので、何とか痛みに耐えながら練習に参加していたが、無理をし過ぎた事で大会直前に痛みが増悪し、本番1日前に来院された。

◆症状

右第7.8肋骨前外側部に圧痛があり、右上肢を挙上する際に痛みあり。
体幹を前後屈する際にも痛み、運動時の呼吸で痛みが憎悪。

◆治療

肋骨の動きをサポートするため患部にテーピングを施した。
伸縮性のあるテープを使用。
肋骨全体を包み込むようように、体の前から後ろに向けてテーピングでサポート。
患部を適度に圧迫しつつ、呼吸しやすい程度にテープの伸縮性を調整。

テーピングの効果により、上肢挙上時の痛みは軽減し、肋骨が適度にサポートされたことで安心感を得られた。

◆翌日からの経過

関東から来られた為、直接来院することが出来なかったので、その後の経過については伝言で聞くことになった。

「テーピングをした翌日、舞台上では何とか踊りきることが出来ました。しかし幕が下り、舞台袖に戻ったところで一気に激痛が起こりしばらく動けず倒れてしまいました。家族やチームメイトも心配して大変でしたが、数時間後、宿舎に戻って安静に過ごし睡眠も取れたせいか、激しい痛みは徐々におさまり、無事に大会を終えて帰ることが出来ました。」

高校三年生最後の大会、団体の演技で自分の役目を果たせたことが何よりだった。ケガの治療は地元に帰って継続することになり、治療を終了した。

◆終わりに

今回は治療というよりは応急処置に過ぎず、テーピングによりある程度は痛みが軽減されたが、原則は安静加療が必要です。
それを承知いただいた上で、リスク管理が出来る状況だと判断し処置を施しました。

舞台本番で、最後まで踊ったあとに激しい痛みが出たことについては、朝鮮舞踊は腕を上げたり体を反らしたりする動きが多く、また集団で動き回るため最後は息も上がるので、再び炎症が広がった為と思われました。
肋骨骨折に併発する気胸や血胸(肋膜に空気や血がたまり肺を圧迫して酸素摂取量が減る)を心配したが、そこまで至らず幸いでした。

肋骨の損傷は色んなケースがあり、損傷の程度を見極めて適切な患者指導が出来るかが重要です。
もっとも注意することは、負傷後2週間ぐらいで痛みが治まっても、完治しておらず再負傷するケースです。
肋骨部は完全に固定することが出来ないので、最低でも4週間は無理をせず安静にしなければなりません。

症例で多いのは、コンタクトスポーツ(ラグビーや空手など)での負傷がもっとも多いようです。
日常では、咳が続いて骨折するケース、風呂の浴槽を洗う際に負傷するケース、ゴルフのスイング中に負傷するケースなど様々な原因で負傷されます。

肋骨骨折は軽度であれば、テーピング固定などで自然治癒しますが、重度になれば呼吸にまで影響することもあるので、胸を打って痛みが続くようなら医療機関を受診することをお勧めします。

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首の捻挫(むち打ち症):40代女性 主婦

ママさんバレーの試合中に、相手のアタックをレシーブする際、顔にボールが直撃。
その日は顔の痛さだけだったが、三日後から急に首が動かせなくなる。
整形外科を受診したところ、むち打ち症の診断を受ける。
しばらく様子を見るしかないと言われたが、あまりの痛さに耐えることが出来ず当院に来られた。

◆初診時の様子

首の痛みをかばいながら、ようやく整骨院にたどり着く。
首の動きを確認したが、どの方向にも動かせない状態であった。
手で頭を支えながら何とかベッドに寝ることは出来たが、再び起き上がる際も耐え難い痛みがあり、上向きに寝た状態で治療を開始しすることになった。

◆院長の所見

頸椎から上位胸椎まで過緊張があり、可動域制限と運動痛が激しい状態。
レシーブする姿勢を考えた際、やや上方に向いたところにきついアタックをまともに顔面に受け、後方にのけぞったものの転倒はせず、上位胸椎に強い応力がかかったと推測され、深部にある脊柱起立筋を損傷したものと考えた。

◆治療

①上向きの姿勢に寝てもらい、手技治療で浅部筋層から治療し過緊張を和らげる。
②頭頂部から頸椎、胸椎まで圧をかけながら軸を整える。
③うつ伏せに寝てもらい、中間層にある脊柱起立筋を治療する。
④座位にて自動運動を確認し、手技にて他動的に可動域制限を改善する。
治療は段階的に行った。
初回と2回目の施術では①の治療で改善の度合いを見ながら、徐々に②~④の施術を行った。
通院3日目から可動域制限が5割程改善し、7日目からは起床時の動作による疼痛も和らぐ。
10日目には可動域制限が7割程改善し、日常生活での痛みはかなり軽減された。
治療開始から14日間の経過で、起床時の疼痛は消失し、可動域制限もほとんど無くなり、バレーボールの練習に参加することを許可した。

◆終わりに

今回のケースは、ボールが来るとわかっていても避けきれずに、とっさに首に力を入れたところに、それ以上の強い力でボールが顔面に直撃し、その応力によって頚椎から胸椎まで損傷したと推測した。

一般的に、むち打ち症といえば交通事故によるケガで起こることが多い。
追突されたり、横から当てられたりした際に、当たるとわからず無防備な姿勢で負傷して場合には、上位頚椎や肩関節、腰部を損傷しやすい。
またその症状も様々である。

スポーツや交通事故などで起こるケガは、どのように発生したのか、その状況を解析することが大切であり、その上で適切な判断をして治療することで早期回復につながると思われる。

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◆営業時間:平日10:00~13:00・16:00~20:30
 ※水曜は午前のみ、土曜の午後は14:00~18:00
◆定休日:水曜午後・日曜・祝日
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